Cafe Ichigo

 掘り出し物編 〜淳,祐〜 「おーい!淳ー。どこおんねんなー!!」 祐が大きい声で叫ぶと、かなり遠くの方から「んー??」という声が聞こえてきた。 「はぁー・・・ そやから!どこにおんねんなっ!!」 ドンッ!! 勢いよく休憩室のドアが開かれた 「うるせーってっ!!猫が起きちまうじゃねぇかっ!!」 「・・・猫・・・?」 「あっっ」 まずいものでも聞かれたかのような顔をするとダッっと駆け出した 「あ、ちょ、ちょいっ!!淳っっ!!どこ行くねんなっ!!」 それでも聞かずに全力で走っていく淳を追いかけていった 「ああっーー!!」 「どうしたんやっ!!」 祐が駆け込んだ部屋には淳と、座布団が一枚置いてあった 「これがどうしてんな・・・」 祐が座布団を指しながら言うと、淳はしょんぼりとした。 「さっきまで此処に猫が居たんだよっ!!あーっっ可愛かったのになぁっ!!」 「・・・。。淳から可愛いなんて言葉聞くとは思いもせぇへんかったわ・・・・」 「別にいーじゃねーかよっ!俺でも可愛いぐらいは思うってーのっ!!」 「はいはい・・でもまぁ、猫も淳が行ってもたから帰ったんとちゃうか?」 「んー。。そうか?」 「そーそー。」 「・・・まっ、そんなに淳が猫好きなんやったら俺が猫のマネでもしたろか?」 「べ、別にいいっ!!むしろヤメテくれっ!!」 「おもろうないなぁ・・・」 _______________________________________ >>Back to noveltop