Cafe Ichigo

 "もしも舞台が病院だったら・・・" 此処は一部の者しか知らないとある町外れにある病院。 今まで医師2名でやっていたのですが手が足りないということで新しく新人を雇うことに、 今日はその新人が来るとのことで歓迎パーティーの準備をしていました。 「院長!そろそろ新人の子が来るのですから早く準備を手伝ってください!」 院長の代わりにこの病院の経済面をやりくりしている中野が言った。 「えー、だってもうほとんど皆が終わらせてるじゃんかぁー。」 この気の抜けた声は院長。準備が面倒くさいのか、机にうつ伏せになって飾りをいじっている。 「それにさーぁ。「料理完成したぜーー!!」「まぁまぁ、ええ出来やで」ほらぁ。」 出来上がった料理を持ち部屋に入ってきたのは医師二人の内の一人の淳とこの病院専属の薬剤師の祐だ。 料理はかなり美味しい出来だろう。とてもいい匂いが漂ってくる。 「やらなくてもさーぁー。皆がやってくれてるから下手に手ぇ出したほうが迷惑だと思うんだよねぇー」 「はぁ。。。」 「だってさーあ。蘭と風羽が飾りつけはもう完璧にやってくれてるみたいだしさぁ、 新人の遥遠くんだって佐久真が迎えに行ってくれてるでしょー?だからやることがなーいの。」 「・・・ですか。(この人はやってないように見えて裏で何かとやってますよね。)」 「うん。だからいーのー。ちゃんとこーゆーところはやってるんだからさー、ね。」 「はいはい。」 「あ、そう言ってる間にも佐久真着いたみたいだよー?」 「へ?」 ウィーンと音を立てながら自動ドアが開く。 此方に向かってる足音が聞こえだしドアの前で止まった。 「よぉ、着いたけどもう出来てるか??」 院長の言ったとおり、佐久真がやってきた 「ねー。・・・うん。出来てるよー」 「そうか。んじゃ、入るな。」 ガチャン。と音を立てて先に佐久真が入ってくる。 「ほらよ」と言われ続いて遥遠が入ってきた。 パァンッパンッパンッパンッ 遥遠が入ってきたと同時にクラッカーを全員鳴らす。 「ようこそ、この病院へ。」 新しい、仲間が加わった。 ________________________________________ おまけ。 _______________ 「それにさーぁ。「料理完成したぜーー!!」「まぁまぁ、ええ出来やで」ほらぁ。・・・ああああああ!?」 ガッシャーンッ 「う、うわっうわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!ちょ、ちょっと!!じゅ、淳っ!!!」 「あっちゃぁ・・・・・」 「わ、わわわわわわりいっ!!!!」 「これ・・・作りなおす時間あるん?」 「・・・無いんだよねぇ・・・・」 「・・・どうしよか・・・」 _______________ 料理を持ってくる場面で淳が料理をひっくり返す。 本気でやろうかと思った。 _______________________________________ >>Back to noveltop